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海外では奇妙な占い?血液型占いがなぜ海外で普及していないか

普段よく行われている気軽な占いが血液型占いです。

堅実なA型、マイペースなB型、自信家のO型、変わり者のAB型、そんなタイプに当てはめて会話を楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。

こんなに身近な血液型占い、海外でも盛り上がっているのかというと、実はそうではないのです。

今回、海外の血液型占い事情を説明し、なぜ盛り上がりに欠けるのかということについてお話しします。

この記事を読めば海外の血液型占いの事情や結果は日本と違うのかについて分かります。

海外では下火の血液型占い・理由は構成

海外では下火の血液型占い・理由は構成

海外では星座占いほどの地位を得ていないのが血液型占いです。

海外、特に欧米で血液型占いの話をしても、そんな占いがあるのかとびっくりされることがほとんど。

その理由は血液の構成によります。

ABO式の血液分類で、日本人はA型が多いもののB型、O型、そしてAB型とそれなりに分かれていることがほとんどです。

しかし、欧米では国によってはA型とO型だけで90%、あとは非常に少ないという構成となっていことも珍しくありません。

日本では10%いるAB型も海外では3%を切っていることもあるのです。

こういった極端な構成では、なかなか浸透しません。

【海外の血液型】日本の血液型占いでは当てはめることができない

【海外の血液型】日本の血液型占いでは当てはめることができない

極端な血液構成を持つ、海外の血液型事情。

これを血液型占いに当てはめると、全くあてにならない結果になります。

例えば、南米のインディオと呼ばれる人々はO型がほぼ全員です。

これを聞くとインディオの人々ほぼ全員が自信家という結果になってしまいます。

開拓精神が旺盛なアメリカの白人もA型とO型がほとんどです。

そのためほぼ全員がけん実かあるいは自信家という結果になります。

いくらそれらの人々がそういった傾向でも、ほぼ全員がその結果というのは当てはまりません。

日本の血液型占いは海外で通用しない

日本の血液型占いは海外で通用しない

気軽に楽しめる血液型占いはコミュニケーションを取ったり、相手の性格を何となく察するのにとても便利な占いです。

しかし、そんな占いができるのもバランスよく分かれた日本の血液型構成のなせるワザでもあります。

海外の極端な血液構成では、通用しないことも多く、これが海外で血液型占いが浸透しない理由かもしれません。

しかし、繰り返しになりますが気軽にできて分かりやすい血液型占いは日本で楽しめる占いであり、今後も廃れることなく続くのではないでしょうか。